水流ラン
いつからか、川ぞいばかりを走っている。信号がない。走る者をおびやかす車もいない。ぼくをどこかに連れていき、思わぬ出会いや発見をもたらしてくれる。それになんたって気持ちがいい。
コースもテーマも自分次第。いつ始めてもいいし、途中でやめたっていい。暑ければとびこみ、気のすむまで景色を眺め、おもしろそうな人がいたら話しかける。そうやって、できるだけ寄り道をする。それをぼくは、水流ランと呼んでいる。
ZtS
山頂に降りおちたひと粒の雨は、地をはい流れをつくって沢となり、川となり、やがて海にそそぐ。その流れをたどり、河口から山頂まで走る。
この “ZEROtoSUMMIT” (ZtS) は、自然と地理の探求であり、社会と文化の探訪であり、まだ見ぬ地平線の向こうをのぞきに行く旅である。
ZtS 47
全国四十七都道府県の最高峰にむかって、ひとつの水流だけをたどって海から走る。
これが “Zero to Summit 47” (ZtS47) である。
各都道府県の風土や歴史にふさわしい川の流れをえらんで海からたどれば、
何かが見えてくるだろう。
川えらびからはじめるのでやたらと時間はかかる。正解なんてない。
誰でもできることだけど、たぶん誰もやったことがない。だったらぼくがやるしかない。
これが “Zero to Summit 47” (ZtS47) である。
各都道府県の風土や歴史にふさわしい川の流れをえらんで海からたどれば、
何かが見えてくるだろう。
川えらびからはじめるのでやたらと時間はかかる。正解なんてない。
誰でもできることだけど、たぶん誰もやったことがない。だったらぼくがやるしかない。